2011/04/26 16:27
電気/電子/コンピュータ/通信機器
株式会社豊通エレクトロニクス(以下豊通エレクトロニクス、
本社:名古屋市、社長:岡本康)は、4月1日付けより
部品技術情報流通におけるASP事業「RISE」(https://www.e-rise.net)
サービスをスタートしました。
1.背景
豊通エレクトロニクスでは、2007年からロゼッタネットジャパン(注1)で
発足した「部品技術情報流通Working Group」に参加し、電気・電子部品
技術情報の流通・再利用を行い、部品メーカー及びセットメーカーの
部品標準・資材調達・設計部門を含めた業務プロセスを
最適化・効率化する流通基盤の検討を進めてまいりました。
同時に、部品情報の流通に必要なデータの標準化を進める
JEITA/ECセンター(注2)や部品情報の活用側であるバイヤ企業協議会(注3)
とも連携を取り、協議し、この度豊通エレクトロニクスによる
ASPサービス「RISE(R&R Internet SErvice)」として、
運用を開始致しました。
本RISEシステムをサービス化するにあたり2011年2月~3月の期間、
活用側として「キヤノン、ソニー(敬称略)」、
提供側として「釜屋電機、KOA、東芝、他合計4社:(敬称略)」に
参加頂き、実際のビジネスを想定しながら技術情報の交換について
接続テストを実施し、問題がないことを検証致しました。
2.RISEサービスについて
従来、技術情報交換プロセスでは、サプライヤーが持っている部品情報の
スペック・含有化学物質情報(以下、環境情報)等の情報を、電子データ
から紙に印刷し、紙を媒体としてバイヤーに提供しているケースが多く、
バイヤーはサプライヤーから受領した紙を媒体とした情報を読み取り
電子データ化し、設計プロセスに反映しながらもの造りに利用して
いました。また、3D、シミュレーション、環境情報のデータについては、
バイヤーからの個別要求に応じてサプライヤーが個々に対応していました。
RISEサービスでは、業界で上記プロセスを効率化・標準化する目的で、
部品技術情報交換を「一対一」の関係から「一対多」もしくは「多対多」
の関係に変え、かつ、データプールとして情報を蓄積することで、
サプライヤーが登録したデータを複数のバイヤーが共有データ項目として
電子データのまま、各バイヤーが受領することが実現できます。
注1)ロゼッタネットジャパンについて
ロゼッタネットジャパンは、非営利の民間団体として、
2000年(平成12年)4月24日 に設立され、サプライチェーン構築に関する
規約の標準化・普及を推進するRosettaNetの日本における唯一の提携団体
であり、日本においてグローバルなサプライチェーンを構築することを
目指す全ての企業・団体・個人が参加することができます。
注2)JEITA/ECセンターについて
JEITA/ECセンターは、電子機器および半導体・電子部品等の商取引情報
および技術情報を企業間で電子交換・再活用が可能となるよう、用語・
取引に係わる情報の種類・形式を標準化し維持管理を行い、
その他電子商取引の普及・促進に関する以下の事業を行っております。
(1) 当業界関連分野におけるEC戦略課題の検討および具体化
(2) 関係情報に関する標準の拡充と維持
(3) EC実用化の検討並びに推進
(4) 国内外関係機関および団体との情報交流、国際協調および調査研究
注3)バイヤ企業協議会参加メンバ(敬称略)
オリンパス、キヤノン、コンテックEMS、ソニー、豊通エレクトロニクス、
日本電気、他合計10社
【本件に関するお問合せ先】
株式会社豊通エレクトロニクス エリスネット事業室 中島
Tel:03(5765)2081
本社:名古屋市、社長:岡本康)は、4月1日付けより
部品技術情報流通におけるASP事業「RISE」(https://www.e-rise.net)
サービスをスタートしました。
1.背景
豊通エレクトロニクスでは、2007年からロゼッタネットジャパン(注1)で
発足した「部品技術情報流通Working Group」に参加し、電気・電子部品
技術情報の流通・再利用を行い、部品メーカー及びセットメーカーの
部品標準・資材調達・設計部門を含めた業務プロセスを
最適化・効率化する流通基盤の検討を進めてまいりました。
同時に、部品情報の流通に必要なデータの標準化を進める
JEITA/ECセンター(注2)や部品情報の活用側であるバイヤ企業協議会(注3)
とも連携を取り、協議し、この度豊通エレクトロニクスによる
ASPサービス「RISE(R&R Internet SErvice)」として、
運用を開始致しました。
本RISEシステムをサービス化するにあたり2011年2月~3月の期間、
活用側として「キヤノン、ソニー(敬称略)」、
提供側として「釜屋電機、KOA、東芝、他合計4社:(敬称略)」に
参加頂き、実際のビジネスを想定しながら技術情報の交換について
接続テストを実施し、問題がないことを検証致しました。
2.RISEサービスについて
従来、技術情報交換プロセスでは、サプライヤーが持っている部品情報の
スペック・含有化学物質情報(以下、環境情報)等の情報を、電子データ
から紙に印刷し、紙を媒体としてバイヤーに提供しているケースが多く、
バイヤーはサプライヤーから受領した紙を媒体とした情報を読み取り
電子データ化し、設計プロセスに反映しながらもの造りに利用して
いました。また、3D、シミュレーション、環境情報のデータについては、
バイヤーからの個別要求に応じてサプライヤーが個々に対応していました。
RISEサービスでは、業界で上記プロセスを効率化・標準化する目的で、
部品技術情報交換を「一対一」の関係から「一対多」もしくは「多対多」
の関係に変え、かつ、データプールとして情報を蓄積することで、
サプライヤーが登録したデータを複数のバイヤーが共有データ項目として
電子データのまま、各バイヤーが受領することが実現できます。
注1)ロゼッタネットジャパンについて
ロゼッタネットジャパンは、非営利の民間団体として、
2000年(平成12年)4月24日 に設立され、サプライチェーン構築に関する
規約の標準化・普及を推進するRosettaNetの日本における唯一の提携団体
であり、日本においてグローバルなサプライチェーンを構築することを
目指す全ての企業・団体・個人が参加することができます。
注2)JEITA/ECセンターについて
JEITA/ECセンターは、電子機器および半導体・電子部品等の商取引情報
および技術情報を企業間で電子交換・再活用が可能となるよう、用語・
取引に係わる情報の種類・形式を標準化し維持管理を行い、
その他電子商取引の普及・促進に関する以下の事業を行っております。
(1) 当業界関連分野におけるEC戦略課題の検討および具体化
(2) 関係情報に関する標準の拡充と維持
(3) EC実用化の検討並びに推進
(4) 国内外関係機関および団体との情報交流、国際協調および調査研究
注3)バイヤ企業協議会参加メンバ(敬称略)
オリンパス、キヤノン、コンテックEMS、ソニー、豊通エレクトロニクス、
日本電気、他合計10社
【本件に関するお問合せ先】
株式会社豊通エレクトロニクス エリスネット事業室 中島
Tel:03(5765)2081