エヌ・シー・エル・コミュニケーション株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長 関根 尚、以下 NCLC)は、Open Network Install Environment(ONIE)に対応した、Pica8 Inc.(本社:米国カリフォルニア州パロアルト、CEO:James Liao、以下Pica8)のネットワークOS「PicOS™」の提供を開始します。これにより、Pica8のユーザは様々なベンダーが提供する『ベアメタル』スイッチの中から価格や性能など、利用目的に応じた製品をピックアップし、PicOS™をインストールすることで独自のプラットフォームを構築することが可能となります。
NCLCはPica8の国内総代理店です。

Pica8のマーケティング部長であるSteve Garrisonは以下のように言っております。
「我々のゴールは、選ばれたネットワーク機器とソフトウェアの中から組み合わせることを可能にすることです。PicOS™は大手機器製造ベンダーのベアメタル・スイッチをサポートしており、ONIEをサポートしたことで、PicOS™とお客様自身が選んだベアメタル・スイッチの統合がこれまでになく容易になります。」

ONIE環境は様々なスイッチベンダー、ソフトウェアベンダー、そしてチップ製造会社からの支援を受けています。

Big Switch Networksの共同創立者であるKyle Forster氏は以下のようにコメントしています。
「Pica8がONIEに対応したことはとてもエキサイティングなことです。オープンで、ベアメタル・スイッチを取り扱うすべての者は、このような共通コンポーネント同士のコラボレーションが、ソフトウェアの品質を向上すると同時に、コスト削減につながる役目を果たすと認識しています。特に、ONIEとのコラボレーションはソフトウェア・ハードウェアベンダーによるユーザーエクスペリエンスの最適化をもたらします。」

BroadcomのプロダクトマーケティングディレクターのEli Karpilovski氏は以下のようにコメントしています。
「ONIEはBroadCom StrataXGS® Trident II スイッチのプラットフォーム上で増加するネットワークOSのインストールを行うにあたり優れた環境の一つを提供します。ONIEへの対応と、オープンネットワークスイッチに関するビジョンと、Open Compute Project の参加を表明した新しいOSベンダーをサポートすることはとてもエキサイティングなことです。」

Cumulus Networksの事業部長であるReza Makekzadeh氏は以下のようにコメントしています。
「ONIEは、お客様が個々の環境に一番最適なスイッチのハードウェアとソフトウェアをそれぞれ選択することを可能とする為に作られ、Open Compute Projectに貢献しています。 Pica8がONIEに参加することで、お客様とベンダーは等しく、オープンネットワークの活動が広がることの恩恵を受けることができます。」

Edge-Core社の親会社で、自身のデータセンタースイッチの開発を行うAccton Technology社のエンジニアリングならびに事業開発の上級部長である、George Tchaparian氏は以下のようにコメントしています。
「ONIEと共に自社のスイッチを供給することで、今日様々なスイッチOSソフトウェアを選択できるとともに、ネットワークインフラの自動化をお客様にもたらしています。今後はさらなるスイッチOSソフトウェアを選択することが可能となります。」

Mellanox Technologies のプロダクトマーケティングの上級部長である、Amit Katz氏は以下のようにコメントしています。
「10年以上にわたり、Mellanoxはより早い速度を用いてネットワークのボトルネックを解消し、より多くのデータを利用することを可能としてきました。Mellanox 10/40Gb/sイーサネットスイッチは、オープンなイーサネットアーキテクチャで構成され、最高のデータセンターパフォーマンスを得るために多様なソフトウェアを使用できる柔軟性と投資の包括的なリターンを得ることを可能とします。ONIEはオープンなイーサネットを実現するものであり、Pica8が参加することによって、この適用が広がることをうれしく思います。」

Inventec社のNIDC ディレクターのDaphne Chen氏は以下のようにコメントしています。
「Inventecはオープンソースならびにオープンソースコミュニティの強力な支持者であり、ONIEはOSプロビジョニングの自動化の環境を提供します。Pica8がONIEに対応したのは、素晴らしいことです。これによりお客様とベンダーが、独自のハードウェアとOSが選択できるといった大きな機会をもたらします。」

NCLCはPica8がONIEへの対応を表明したことを受け、ベアメタル・スイッチとPicOS™の統合による、CAPEXの削減を積極的に提案するとともに、オープンネットワーク環境のさらなる促進と、ユニークなSDNソリューションの提案を通して、お客様のベネフィット向上を実現してまいります。
PicOS™に関するお問い合わせ、ONIEを用いたベアメタル・スイッチとのインテグレーションについてのお問い合わせはNCLC基盤ソリューション事業部までご連絡ください。連絡先は本プレスリリース末をご参照願います。

■ Pica8 Inc. について
http://www.pica8.com/
Pica8は2009年の設立以来、オープンネットワーク時代のスイッチOS(PicOS™)を安価で高性能な商用スイッチボックスに搭載し、データセンターに革新をもたらしてきました。PicOS™は従来のネットワークプロトコルのみならず、最新のSDNソリューションを提供する高性能なスイッチOSとして、お客様の既存ネットワークを最新のSDNへと移行する柔軟なマイグレーションパスを提供しています。Pica8はこれまで高価で閉鎖的であったネットワーク市場を、より自由でカスタマーベネフィットに優れた市場へと変えていくことを目指しています。

■ エヌ・シー・エル・コミュニケーション株式会社について
http://www.nclc.co.jp/
エヌ・シー・エル・コミュニケーション(略称NCLC)は、海外のネットワーク、ストレージ、セキュリティ製品を取り扱うディストリビュータです。Pica8社の国内総代理店として、これまで国内累計1400台(2014年9月  末現在)を超えるSDNスイッチの販売実績を持っております。またオープンなSDNソリューションの普及を目指し、日本国内のSDNシステムの構築において豊富なサポートサービスの実績を持ちます。

◇お問い合わせ先
エヌ・シー・エル・コミュニケーション株式会社
〒150-6027 東京都渋谷区恵比寿4-20-3 恵比寿ガーデンプレイスタワー27F
基盤ソリューション事業部 営業部
TEL:  E-mail:

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