2014/10/08 10:05
情報・通信
クロス・ヘッド株式会社（本社：東京都渋谷区、代表取締役社長 長 正三、以下、クロス・ヘッド）はPVP Venture Capital Partners、VantagePoint Capital Partners、等と共に、オープンネットワーク時代のスイッチOSとSDNによってデータセンターネットワークの革新を推進する米Pica8（ピカエイト）社（Pica8 Inc. 本社：カリフォルニア州）に出資したことを発表いたします。
このたびのシリーズBでのPica8 Inc. の増資総額は$12.5Mで、前回のシリーズAと合わせて＄20M を超える増資となりました。
前回2012年10月 のシリーズAの増資においては、クロス・ヘッドの子会社であるエヌ・シー・エル・コミュニケーション株式会社（以下、NCLC）が、Pica8社に出資しております。現在、NCLCはPica8社の国内総代理店としてホワイトボックス・スイッチやネットワーク・ソフトウェアのディストリビューション事業における戦略的パートナーであります。この度、NCLCの親会社であるクロス・ヘッドからPica8への出資は、多くのネットワークSEを有しネットワークインテグレーション事業を推進するクロス・ヘッドとPica8が次世代のデータセンターネットワークのSDNソリューション分野で戦略的提携を推進するという目的のもとに実施されました。
近年、クラウドコンピューティングの一層の普及によりデータセンターネットワークには様々な革新が求められております。
ひとつは迅速で柔軟なクラウドサービスを実現するために、サーバやネットワークといった物理リソースを効果的にかつ柔軟にマネジメントするための仮想化ソリューションです。VXLAN等のオーバーレイ技術やOpenFlow等によって物理ネットワークを仮想化すると共に、OpenStack 等のクラウドマネージャーと連携しながらデータセンター全体の仮想環境の一元的管理を実現します。仮想化されたデータセンターは、クラウドサービス等のビジネスニーズに、柔軟にかつスピーディに応えると共にOPEXの削減を実現いたします。
ふたつめは物理ネットワークにおけるトラフィックの変化への対応です。これまではインターネットを介しユーザー側とデータセンター側、いわゆる南北間のトラフィックがデータセンター通信の主流でした。しかしクラウドコンピューティングの進展に伴い、データセンター内のいわゆる東西間の通信の流れがいまや全体の80%近くに及んでおり、この新たなトラフィックに最適な柔軟でスケーラブルなネットワークトポロジーへの転換を求められております。この新たなトポロジーはClosネットワークと呼ばれ標準的なネットワークスイッチをLeaf-Spine構成で多重化することでスケーラブルなIPファブリックにとして効果的な通信を実現いたします。OSPFやBGPとECMPの組合せによる構成、あるいは、VXLANによる構成などPica8社はClosネットワークの構築において豊富な実績を持っております。
最後は、これまでメーカー独自のハードウェアボックスであったネットワークスイッチの、標準的なホワイトボックス化です。安価で高性能な商用スイッチチップを搭載したホワイトボックス・スイッチ（ベアメタルスイッチ）と優れたネットワークOSの組合せは、データセンターにおけるCAPEXを劇的に削減することを実現すると共に、メーカー独自のシャーシタイプではない、標準的なハードウェアによるネットワークはユーザーをベンダーロックインから解放することも実現します。
Pica8の自社ブランドスイッチは、ODM製のホワイトボックス・スイッチに、データセンター向けに最適化されたL2L3プロトコルと最新のOpenFlow1.4を同時に搭載・サポートしているスイッチです。世界中のデータセンターに既に数多くの導入実績をもっております。また、10月からはONIE対応のサードパーティ製のベアメタルスイッチとPica8製ソフトウェア（PicOS）の組合せで更なるCAPEXの削減を実現することを可能にします。
以上のようにデータセンターネットワークには大きな変化が訪れております。
クロス・ヘッドはSDNのリーディングカンパニーであるPica8と共に、次世代データセンターネットワーク実現に向けたコンサルティング・設計・開発・構築・運用といったトータルなソリューションを提供して参ります。
■ クロス・ヘッド株式会社について
http://www.crosshead.co.jp/
クロス・ヘッドはネットワークおよびサーバ基盤に関する設計/構築サービスと、IT教育を中心とした人材育成を主事業として掲げ、1992年に創業しました。以後、ネットワークインフラ周辺に特化した事業展開を継続し、現在では技術者常駐派遣・ハウジング・リモート監視・ディザスタリカバリ・運用コンサルティング・保守サービス、電気工事事業などに業容を拡大し、お客様の情報システム基盤における技術課題に対してワンストップで最適なソリューションを提供しています。
◇お問い合わせ先
クロス・ヘッド株式会社
〒150-6027 東京都渋谷区恵比寿4-20-3 恵比寿ガーデンプレイスタワー27F
ソリューション事業部/マーケティング・広報
TEL:
E-mail: 
■ エヌ・シー・エル コミュニケーション株式会社について
http://www.nclc.co.jp/
エヌ・シー・エル・コミュニケーション（略称NCLC）は、海外のネットワーク、ストレージ、セキュリティ製品を取り扱うディストリビュータです。Pica8社の国内総代理店として、これまで国内累計1400台（2014年9月 末現在）を超えるSDNスイッチの販売実績を持っております。またオープンなSDNソリューションの普及を目指し、日本国内のSDNシステムの構築において豊富なサポートサービスの実績を持ちます。
◇お問い合わせ先
エヌ・シー・エル コミュニケーション株式会社について
〒150-6027 東京都渋谷区恵比寿4-20-3 恵比寿ガーデンプレイスタワー27F
基盤ソリューション事業部 営業部
TEL:
E-mail: 
■ Pica8 Inc. について
http://www.pica8.com/
Pica8は2009年の設立以来、オープンネットワーク時代のスイッチOS（PicOS™)を安価で高性能な商用スイッチボックスに搭載し、データセンターに革新をもたらしてきました。PicOS™は従来のネットワークプロトコルのみならず、最新のSDNソリューションを提供する高性能なスイッチOSとして、お客様の既存ネットワークを最新のSDNへと移行する柔軟なマイグレーションパスを提供しています。Pica8はこれまで高価で閉鎖的であったネットワーク市場を、より自由でカスタマーベネフィットに優れた市場へと変えていくことを目指しています。
記載されているロゴ、会社名、製品・サービス名は、各社の登録商標または商標です。
このたびのシリーズBでのPica8 Inc. の増資総額は$12.5Mで、前回のシリーズAと合わせて＄20M を超える増資となりました。
前回2012年10月 のシリーズAの増資においては、クロス・ヘッドの子会社であるエヌ・シー・エル・コミュニケーション株式会社（以下、NCLC）が、Pica8社に出資しております。現在、NCLCはPica8社の国内総代理店としてホワイトボックス・スイッチやネットワーク・ソフトウェアのディストリビューション事業における戦略的パートナーであります。この度、NCLCの親会社であるクロス・ヘッドからPica8への出資は、多くのネットワークSEを有しネットワークインテグレーション事業を推進するクロス・ヘッドとPica8が次世代のデータセンターネットワークのSDNソリューション分野で戦略的提携を推進するという目的のもとに実施されました。
近年、クラウドコンピューティングの一層の普及によりデータセンターネットワークには様々な革新が求められております。
ひとつは迅速で柔軟なクラウドサービスを実現するために、サーバやネットワークといった物理リソースを効果的にかつ柔軟にマネジメントするための仮想化ソリューションです。VXLAN等のオーバーレイ技術やOpenFlow等によって物理ネットワークを仮想化すると共に、OpenStack 等のクラウドマネージャーと連携しながらデータセンター全体の仮想環境の一元的管理を実現します。仮想化されたデータセンターは、クラウドサービス等のビジネスニーズに、柔軟にかつスピーディに応えると共にOPEXの削減を実現いたします。
ふたつめは物理ネットワークにおけるトラフィックの変化への対応です。これまではインターネットを介しユーザー側とデータセンター側、いわゆる南北間のトラフィックがデータセンター通信の主流でした。しかしクラウドコンピューティングの進展に伴い、データセンター内のいわゆる東西間の通信の流れがいまや全体の80%近くに及んでおり、この新たなトラフィックに最適な柔軟でスケーラブルなネットワークトポロジーへの転換を求められております。この新たなトポロジーはClosネットワークと呼ばれ標準的なネットワークスイッチをLeaf-Spine構成で多重化することでスケーラブルなIPファブリックにとして効果的な通信を実現いたします。OSPFやBGPとECMPの組合せによる構成、あるいは、VXLANによる構成などPica8社はClosネットワークの構築において豊富な実績を持っております。
最後は、これまでメーカー独自のハードウェアボックスであったネットワークスイッチの、標準的なホワイトボックス化です。安価で高性能な商用スイッチチップを搭載したホワイトボックス・スイッチ（ベアメタルスイッチ）と優れたネットワークOSの組合せは、データセンターにおけるCAPEXを劇的に削減することを実現すると共に、メーカー独自のシャーシタイプではない、標準的なハードウェアによるネットワークはユーザーをベンダーロックインから解放することも実現します。
Pica8の自社ブランドスイッチは、ODM製のホワイトボックス・スイッチに、データセンター向けに最適化されたL2L3プロトコルと最新のOpenFlow1.4を同時に搭載・サポートしているスイッチです。世界中のデータセンターに既に数多くの導入実績をもっております。また、10月からはONIE対応のサードパーティ製のベアメタルスイッチとPica8製ソフトウェア（PicOS）の組合せで更なるCAPEXの削減を実現することを可能にします。
以上のようにデータセンターネットワークには大きな変化が訪れております。
クロス・ヘッドはSDNのリーディングカンパニーであるPica8と共に、次世代データセンターネットワーク実現に向けたコンサルティング・設計・開発・構築・運用といったトータルなソリューションを提供して参ります。
■ クロス・ヘッド株式会社について
http://www.crosshead.co.jp/
クロス・ヘッドはネットワークおよびサーバ基盤に関する設計/構築サービスと、IT教育を中心とした人材育成を主事業として掲げ、1992年に創業しました。以後、ネットワークインフラ周辺に特化した事業展開を継続し、現在では技術者常駐派遣・ハウジング・リモート監視・ディザスタリカバリ・運用コンサルティング・保守サービス、電気工事事業などに業容を拡大し、お客様の情報システム基盤における技術課題に対してワンストップで最適なソリューションを提供しています。
◇お問い合わせ先
クロス・ヘッド株式会社
〒150-6027 東京都渋谷区恵比寿4-20-3 恵比寿ガーデンプレイスタワー27F
ソリューション事業部/マーケティング・広報
TEL:
E-mail: ■ エヌ・シー・エル コミュニケーション株式会社について
http://www.nclc.co.jp/
エヌ・シー・エル・コミュニケーション（略称NCLC）は、海外のネットワーク、ストレージ、セキュリティ製品を取り扱うディストリビュータです。Pica8社の国内総代理店として、これまで国内累計1400台（2014年9月 末現在）を超えるSDNスイッチの販売実績を持っております。またオープンなSDNソリューションの普及を目指し、日本国内のSDNシステムの構築において豊富なサポートサービスの実績を持ちます。
◇お問い合わせ先
エヌ・シー・エル コミュニケーション株式会社について
〒150-6027 東京都渋谷区恵比寿4-20-3 恵比寿ガーデンプレイスタワー27F
基盤ソリューション事業部 営業部
TEL:
E-mail: ■ Pica8 Inc. について
http://www.pica8.com/
Pica8は2009年の設立以来、オープンネットワーク時代のスイッチOS（PicOS™)を安価で高性能な商用スイッチボックスに搭載し、データセンターに革新をもたらしてきました。PicOS™は従来のネットワークプロトコルのみならず、最新のSDNソリューションを提供する高性能なスイッチOSとして、お客様の既存ネットワークを最新のSDNへと移行する柔軟なマイグレーションパスを提供しています。Pica8はこれまで高価で閉鎖的であったネットワーク市場を、より自由でカスタマーベネフィットに優れた市場へと変えていくことを目指しています。
記載されているロゴ、会社名、製品・サービス名は、各社の登録商標または商標です。
