2014/09/16 13:21
情報・通信
すべてのオンライン動画中、携帯端末およびタブレット端末での視聴割合が27%に上昇。天候が視聴者の視聴傾向に与える影響を調査
プレミアム動画の配信、分析、収益化で業界を牽引するOoyala(ウーヤラ、本社:米カリフォルニア州)は、世界中のオンライン動画配信状況や視聴傾向がわかる指標調査レポート「Global Video Index」の最新版(2014年第2四半期 / 2014年4月 ~6月)を公開しました。
今回のレポートでも、視聴環境はマルチスクリーン化がますます進行していることが明らかになりました。さらに、モバイル端末での動画視聴が急速に成長していること、また、プレミアム動画、ライブ動画、長編動画の視聴が急増していることが浮き彫りになりました。このような調査結果を見ると、コンテンツ提供者がコンテンツ戦略を立案し、収益を最大化するためには、新たなビッグデータ解析と視聴者調査を活用して、オンラインでの視聴者の視聴動向を十分理解する必要があることが明らかです。
高速ワイヤレスネットワークが世界中に構築され、スマートデバイス向けにより広い帯域を提供できるようになるにつれて、モバイル端末での動画視聴率は増加し続けています。昨年の Ooyalaのデータでは、モバイル端末での動画視聴数がすべてのオンライン視聴のうち25%以上を占め、前年比127%を記録して、過去2年間で400%となったことを明らかにしています。
2014年2月 は、オンライン動画の総再生数のうち、モバイル端末での視聴が占める割合が、21%でしたが、同6月には6%増加し27%となりました。
携帯端末で視聴可能な動画数の増加について、Cisco社は、2018年までに、インターネットトラフィック全体の内、モバイル動画のトラフィック量が69%を占めると予測していますが、コンテンツ提供者、放送事業者、配信事業者は、特にモバイル端末でのデジタル動画視聴により、ビジネスを支える利益を継続的に得られる機会が増えることがわかります。
今四半期のグローバル動画インデックスの特集では、マルチスクリーンでの視聴動向において天候がどのような影響を与えうるかについての興味深い記事を掲載しています。 米ボストンを例にとり、寒い雨続きの週と暖かい晴れた週という全く天候の異なる2週間を比較して、同一の動画提供者に関して動画視聴がどのように違うかを調べました。
予想どおり、視聴者が屋内にとどまりテレビやデスクトップなどの大きな画面を利用するであろう雨の日は、動画に費やす総視聴時間は急増しました。デスクトップのパソコンでの動画視聴時間は、雨が降ると、晴れの日に比べて40%増加していますが、タブレット端末での視聴時間も約5%増加しました。そして、 興味深いことに、暖かい週は寒い週の6倍近くもの動画視聴数(動画再生回数)を記録しました。視聴者は、天気の良い日に外出して大きな画面の端末から離れている間、モバイル端末から手軽な短編コンテンツを視聴していたのです。
◆ 2014年第2四半期「Global Video Index」のその他の注目点
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・視聴者はまとまった長さのエンターテインメント動画を視聴する際に大きな画面を好みます。 家庭用テレビを見る視聴者は、視聴時間の81%を10分間以上の長さの動画に費やしていました。
・モバイル端末はお気に入りの「暇つぶしツール」にとどまっています。 モバイル端末で動画を見る視聴者は、視聴時間の45%を6分間以内の長さの動画に費やしました。
・タブレット端末を利用する視聴者は、視聴時間の23%を30~60分間の長さの動画に費やし、これは他のどの端末よりも多い割合です。
・家庭用テレビでは、動画視聴時間の65%を30分以上の動画の視聴に費やしていました。その半分以上の時間(54%)は、60分以上の動画でした。
OoyalaのCEOであるJay Fulcher(ジェイ・ファルチャー)は次のように述べています。
「インターネットテレビの転機が到来し、Ooyalaは調査を通じてその変化を目の当りにしています。 このデータは、業界で起きつつあるマルチスクリーンへの劇的なシフトを示しています。 複数の端末タイプにわたる良質なコンテンツの視聴の増加と、より細かい視聴動向やトレンドのデータは、洗練された分析を使ってプログラミングおよびマネタイゼーション戦略を支援する必要性を強く示してしています。 Ooyalaは、最高の視聴体験を提供するにとどまらず、その動画サービスがより利益をもたらすものとなるよう、データと見解をも提供することに注力しています。」
◆ Ooyalaの「Global Video Index」について
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Ooyalaのグローバル動画インデックスレポートは、世界中ほぼすべての国の約1億5,000万人の視聴者の匿名化されたデータから、その視聴習慣を測定しています。 毎日数十億のビデオイベントの解析を処理し、インターネット接続端末全体でユーザーがどのようにオンラインビデオを利用しているかについて詳細な情報を提供しています。 Ooyalaの業界屈指の解析技術とリアルタイムのビッグデータアーキテクチャにより、メディア企業、放送局、サービスプロバイダ、各ブランドは、携帯動画やマルチスクリーン動画を通じてより多くの収益を上げることができます。
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「Global Video Index」のダウンロードURL
日本語版
http://www.ooyala.com/jp/online-video-index?utm_source=PRWire&utm_medium=Referral&utm_content=JP&utm_campaign=VideoIndexQ2
http://go.ooyala.com/wf-video-index-q2-2014-jp.html
英語版
http://go.ooyala.com/wf-video-index-q2-2014.html
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プレミアム動画の配信、分析、収益化で業界を牽引するOoyala(ウーヤラ、本社:米カリフォルニア州)は、世界中のオンライン動画配信状況や視聴傾向がわかる指標調査レポート「Global Video Index」の最新版(2014年第2四半期 / 2014年4月 ~6月)を公開しました。
今回のレポートでも、視聴環境はマルチスクリーン化がますます進行していることが明らかになりました。さらに、モバイル端末での動画視聴が急速に成長していること、また、プレミアム動画、ライブ動画、長編動画の視聴が急増していることが浮き彫りになりました。このような調査結果を見ると、コンテンツ提供者がコンテンツ戦略を立案し、収益を最大化するためには、新たなビッグデータ解析と視聴者調査を活用して、オンラインでの視聴者の視聴動向を十分理解する必要があることが明らかです。
高速ワイヤレスネットワークが世界中に構築され、スマートデバイス向けにより広い帯域を提供できるようになるにつれて、モバイル端末での動画視聴率は増加し続けています。昨年の Ooyalaのデータでは、モバイル端末での動画視聴数がすべてのオンライン視聴のうち25%以上を占め、前年比127%を記録して、過去2年間で400%となったことを明らかにしています。
2014年2月 は、オンライン動画の総再生数のうち、モバイル端末での視聴が占める割合が、21%でしたが、同6月には6%増加し27%となりました。
携帯端末で視聴可能な動画数の増加について、Cisco社は、2018年までに、インターネットトラフィック全体の内、モバイル動画のトラフィック量が69%を占めると予測していますが、コンテンツ提供者、放送事業者、配信事業者は、特にモバイル端末でのデジタル動画視聴により、ビジネスを支える利益を継続的に得られる機会が増えることがわかります。
今四半期のグローバル動画インデックスの特集では、マルチスクリーンでの視聴動向において天候がどのような影響を与えうるかについての興味深い記事を掲載しています。 米ボストンを例にとり、寒い雨続きの週と暖かい晴れた週という全く天候の異なる2週間を比較して、同一の動画提供者に関して動画視聴がどのように違うかを調べました。
予想どおり、視聴者が屋内にとどまりテレビやデスクトップなどの大きな画面を利用するであろう雨の日は、動画に費やす総視聴時間は急増しました。デスクトップのパソコンでの動画視聴時間は、雨が降ると、晴れの日に比べて40%増加していますが、タブレット端末での視聴時間も約5%増加しました。そして、 興味深いことに、暖かい週は寒い週の6倍近くもの動画視聴数(動画再生回数)を記録しました。視聴者は、天気の良い日に外出して大きな画面の端末から離れている間、モバイル端末から手軽な短編コンテンツを視聴していたのです。
◆ 2014年第2四半期「Global Video Index」のその他の注目点
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・視聴者はまとまった長さのエンターテインメント動画を視聴する際に大きな画面を好みます。 家庭用テレビを見る視聴者は、視聴時間の81%を10分間以上の長さの動画に費やしていました。
・モバイル端末はお気に入りの「暇つぶしツール」にとどまっています。 モバイル端末で動画を見る視聴者は、視聴時間の45%を6分間以内の長さの動画に費やしました。
・タブレット端末を利用する視聴者は、視聴時間の23%を30~60分間の長さの動画に費やし、これは他のどの端末よりも多い割合です。
・家庭用テレビでは、動画視聴時間の65%を30分以上の動画の視聴に費やしていました。その半分以上の時間(54%)は、60分以上の動画でした。
OoyalaのCEOであるJay Fulcher(ジェイ・ファルチャー)は次のように述べています。
「インターネットテレビの転機が到来し、Ooyalaは調査を通じてその変化を目の当りにしています。 このデータは、業界で起きつつあるマルチスクリーンへの劇的なシフトを示しています。 複数の端末タイプにわたる良質なコンテンツの視聴の増加と、より細かい視聴動向やトレンドのデータは、洗練された分析を使ってプログラミングおよびマネタイゼーション戦略を支援する必要性を強く示してしています。 Ooyalaは、最高の視聴体験を提供するにとどまらず、その動画サービスがより利益をもたらすものとなるよう、データと見解をも提供することに注力しています。」
◆ Ooyalaの「Global Video Index」について
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Ooyalaのグローバル動画インデックスレポートは、世界中ほぼすべての国の約1億5,000万人の視聴者の匿名化されたデータから、その視聴習慣を測定しています。 毎日数十億のビデオイベントの解析を処理し、インターネット接続端末全体でユーザーがどのようにオンラインビデオを利用しているかについて詳細な情報を提供しています。 Ooyalaの業界屈指の解析技術とリアルタイムのビッグデータアーキテクチャにより、メディア企業、放送局、サービスプロバイダ、各ブランドは、携帯動画やマルチスクリーン動画を通じてより多くの収益を上げることができます。
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「Global Video Index」のダウンロードURL
日本語版
http://www.ooyala.com/jp/online-video-index?utm_source=PRWire&utm_medium=Referral&utm_content=JP&utm_campaign=VideoIndexQ2
http://go.ooyala.com/wf-video-index-q2-2014-jp.html
英語版
http://go.ooyala.com/wf-video-index-q2-2014.html
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