Pica8 2014年6月10日  

Software Defined Networking(SDN)でオープンシステムを推進するPica8は、6月11日から13日まで幕張メッセで開催されるINTEROP Tokyo 2014で40GbEワイヤレートを実現するVXLANのデモンストレーションを行います。
新しいBroadcomのTridentⅡチップを搭載した2台のベアメタルスイッチ上でPicOS2.3を動作させ、レイヤ3どうしのシームレスなVMモビリティを実現させるVXLANトンネリングを構成することができます。商用化ホワイトボックスをToRスイッチとして用いVXLANをサポートすることによりVMwareの仮想環境をより安価に拡張することができます。BroadcomのTridentⅡチップを使用することで、お客様のオフロードVXLANターミネーションを可能にし、CPUに負担をかけずにより良いネットワークインフラを築くことができます。
40GbEワイヤレートVXLANトンネリングは企業クラウドやサービスプロバイダ環境を拡張できます。またバーチャルマシンどうしの2つのデバイス間でレイヤ3境界を超えてシームレスにやり取りすることができます。これは現状の地理的な制限から解放されたマルチサービスの基本となるワイヤレートでのオーバーレイネットワーク拡張が可能であることを意味します。つまり現状のインフラにSDNを展開させるために必要なマルチレイヤー互換のインフラなのです。
Pica8はTridentⅡチップを搭載したハードウェアプラットフォームP-5401 32 x 40GbEスイッチとP-5101 48 x 10GbE(SFP+) + 6 x 40GbE(QSFP+)スイッチの2機種を発表します。VXLANテクノロジーを可能にするこの新機種は2014年夏に発売予定です。

ZKリサーチのプリンシパルアナリスト、Zeus Kerravala氏は言っています。
「現在、データセンターにおいて取り扱わなければならないトラフィックデータは爆発的に増大しており、スケーラブルで柔軟なネットワークトポロジーの必要性が強く求められております。
また、クラウドサービス・プロバイダは、彼らのサービスインフラがダイナミックな市場の変化に速やかに対応可能であるよう、プログラマブルなネットワークを切実に必要としております。
これらを背景として、日本や米国のSDN市場においては非常に大きなビジネスチャンスが到来していると言えます。
多くの日本の大手通信事業者やクラウドサービス・プロバイダはSDNの強い必要性を実感しております。理由は、彼らビジネスを拡大し成長を加速化させるためには高いパフォーマンスと柔軟なスケーラビリティを持つネットワークが必須であり、SDNこそがそれを実現することができるからです。」

NCLCの代表取締役である関根尚氏は言っています。
「NCLCはPica8の国内総代理店としてオープンSDNを積極的に推進しております。
クラウドサービスプロバイダがネットワークに求めるものは、サービスの拡大に柔軟に追従できるスケーラビリティであり、激しい競争に勝ち抜くための導入・運用コストの削減です。日本国内で既に1000台以上の導入実績を持つPica8のSDNスイッチは、まさにそのようなニーズに合致したオープン・アーキテクチャのホワイトボックスSDNスイッチであり、今後のSDN市場の指針となるでしょう。」

Pica8のデモンストレーションと展示はNCLCのブースでご覧になれます。ブース番号:6N04

<Pica8について>
Pica8社(Pica8 Inc.)はデータセンターのネットワークに革新をもたらすことをビジョンに掲げ2009年に設立されました。本社はカリフォルニア州パロアルトです。
Pica8が目指すものはネットワークのオープン化によるイノベーションの推進と顧客ベネフィットの増大です。様々なメーカーのネットワークスイッチはこれまでブラックボックスであり、柔軟なスケーラビリティや統合された運用を必要とするデータセンターのボトルネックとなっていました。
Pica8は、創造的なSDNアプリケーションとオープンなSDNコモディティスイッチによってこれらの課題の解決し、データセンターネットワークの革新を実現します。Pica8のSDNスイッチはこれまでワールドワイドで300社以上のお客様にご導入いただいております。

■ エヌ・シー・エル・コミュニケーション株式会社
http://www.nclc.co.jp/
NCLCは海外の革新的な製品や技術を輸入し日本企業の競争力強化に貢献することをビジョンとしております。
現在のネットワークの問題を解決する新しいアーキテクチャーであるSDN/OpenFlowに早い時期から注目し、ONF(Open Networking Foundation)に加盟すると共に、2012年4月  よりPica8社の製品を販売開始いたしました。NCLCはPica8の国内総販売代理店であると共に、Pica8社への出資者として密接な協業関係を構築しており、オープンアーキテクチャによるSDNソリューションの開発・推進を共同で進めております。NCLCは、今後SDNスイッチ販売だけではなく、これまでの多くのSDNシステムの構築実績と経験をベースにお客様のネットワークの問題解決に貢献しきたいと考えます。

◇お問い合わせ先
エヌ・シー・エル・コミュニケーション株式会社
基盤ソリューション事業部 TEL: Email:

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