2014/06/10 10:07
情報・通信
エヌ・シー・エル・コミュニケーション株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長 関根 尚、以下 NCLC)は、同社のソリューションパートナーである株式会社エヌ・ティ・ティ・データ(本社:東京都江東区、代表取締役社長 岩本 敏男、以下NTTデータ)の統合監視ソフトウェアHinemosのSoftware-Defined Networking(以下、SDN)コントローラオプション「仮想ネットワーク管理オプション2.1」と同社が国内総代理店であるPica8 Inc.(本社:米国カリフォルニア州パロアルト、CEO:James Liao、以下Pica8)のSDN/OpenFlow対応のL2/L3スイッチをバンドルした企業向け仮想ネットワーク導入のためのスタートアップ・パッケージの販売を開始したことを発表いたします。
ネットワークを仮想化することで企業ネットワークの管理者が様々な物理的な制約から解放され、様々な運用上の利点を得られることや、あるいは、ユーザーが柔軟でダイナミックなネットワークサービスを享受できるようになるということは、既に世界中の多くのユースケースが示している通りですが、現在までのところ、その導入コストの高さが障害となってなかなか広く普及するまでには至っていません。また、全面的なネットワークの仮想化ではなく、まずは、部門、あるいは、プロジェクト、といった小単位の部分的導入から開始したいというお客様の機能と価格ニーズを満足するような製品がありませんでした。
このたび、NCLCが販売を開始するスタートアップ・パッケージはこのような企業様のご要望を機能的にも価格的にも満足させるパッケージとなっています。機能面においては、NTTデータの「Hinemos仮想ネットワーク管理オプション2.1」により企業様のネットワークを仮想化しGUIを通じた仮想環境のマネジメントを可能にします。また、SDNスイッチとして世界中で安定した実績を持つPica8社のP-3000シリーズを採用することでネットワークの安定した物理性能を保証しております。価格面においては、一般的なSDNコントローラ価格は、300万円から1000万円前後、OpenFlowスイッチは1GEスイッチクラスでも50万円から100万円前後といった価格帯が通常であり、実ネットワークのSDN化を推進するには障壁がある状況です。
今回のスタートアップ・キャンペーンにより、通常500万円前後の価格帯で販売をしておりました製品群を導入し易い価格帯にてご提供致します。
<パッケージ内容>
業務で実際に利用しているネットワークへ容易に導入が可能な下記の3点をセットにしたパッケージです。
先着5パッケージまで298万円(税別)にてご提供致します。
ご相談を頂きましたお客様へは、「OpenFlow徹底入門」をプレゼントいたします(限定30冊)。
1. Hinemos仮想ネットワーク管理オプション2.1
NTTデータが提供する統合監視ソフトウェア「Hinemos」の有償オプションである「仮想ネットワーク管理オプション2.1」の初年度ライセンスと初年度保守、サーバプラットフォーム本体(センドバック保守付き)が含まれています。
2. Pica8 P-3000シリーズ P-3295スイッチ(3台)
Pica8のSDN/OpenFlowスイッチであるP-3295(1GE×48ポート、10GE×4ポート、二重化電源、センドバック保守付き、OSフル機能付き)スイッチが3台含まれています。
3. 操作トレーニング
導入までの基本操作が習得できるオンサイトでの「Hinemos操作説明コース」と「Pica8スイッチ操作説明コース」が1名分含まれています(開催場所は、首都圏近郊となります)。
<Hinemos仮想ネットワーク管理オプション2.1について>
仮想ネットワーク管理オプションはSDNを実現する技術の一つであるOpenFlow技術を活用しており、複数のOpenFlowスイッチで構成された物理ネットワークトポロジを単一のネットワークリソースと捉えて、そのネットワークリソースを論理的に分割した仮想ネットワークをいくつも生成することを可能とします。仮想ネットワークの生成と並行して仮想サーバも制御し、仮想サーバと仮想ネットワークで構成される統合仮想化環境を一元的管理するシステム基盤を提供します。
OpenFlowを活用したアーキテクチャにより乱立するスイッチを一元管理し、トラフィック制御設定を一元配布することが可能となります。その結果、ネットワークに接続される全ての機器があたかも単一のスイッチに接続されているようなネットワーク基盤を提供し、新たなVLANを構築する際のネットワーク設計のシンプル化、ネットワーク構築・運用時のコスト削減に大きく寄与します。様々なベンダからスタッキング・Unified Fabric・Ethernet Fabric・バーチャルシャーシといった同様の独自技術が提供されておりますが、この製品はオープンな技術を積極的に採用することでベンダーロックインを回避し、マルチベンダによる相互接続性も実現します。
仮想ネットワーク管理オプション2.1では、OpenFlowスイッチを集中制御するコントローラサーバのHA構成、既存のネットワークとの柔軟で冗長化された接続をサポートし、より高い信頼性・安定性が求められるネットワークにも適用可能となります。また、hop-by-hop方式とoverlay方式を併用したハイブリッドなネットワーク構成に一元管理できるため、既存のネットワーク資産も活用しつつ、コストを抑えつつ段階的なネットワークのSDN化を可能となり、通信制御の自由度を徐々に高めていけます。さらに、OpenFlowによりエミュレートされた仮想ファイアウォール・仮想ロードバランサを仮想ネットワーク内に組み込めるようになり、専用アプライアンス製品を用意することなくOpenFlowスイッチの機能だけでパケットフィルタリング・ロードバランシングが可能となります。
1. OpenFlowスイッチを集中制御するコントローラサーバのHA構成のサポート
2. hop-by-hop方式とoverlay方式を併用したハイブリッドなネットワーク構成に対応
3. Northbound APIの提供
4. 物理ネットワークリソースの状態表示の自動化・詳細化
5. 不等パスコストによる物理経路のカスタマイズ
6. 等コストパスにおける通信のバランシング
7. OpenFlowによるファイアウォール・ロードバランサのエミュレーション
8. OpenFlowスイッチのみによるブロードキャスト・マルチキャストパケットの転送制御
<Pica8 P3000シリーズP3295について>
Pica8 P-3295は、Hinemos 仮想ネットワーク管理オプション2.1との動作保証があるデータセンター、サービスプロバイダ、エンタープライズネットワークに求められる高度な機能を実装する高密度1GbEスイッチです。48ポートの1GBase-T(RJ-45)ポートと4ポートの10GbE(SFP+)ポートを実装する当該モデルは、既存技術のL2/L3スイッチとOpenFlowスイッチの両機能を実装しています。各機能を直列制御する「CrossFlow(クロスフロー)」機能も実装しており、SDN/OpenFlowを適用したい機能のみをSDNで実装し、それ以外の機能は既存のネットワーク技術であるL2/L3機能で運用することが可能です。
<トレーニングについて>
前述のトレーニングの他、NCLCでは、SDNネットワーク構築を検討されている方々を対象に実践トレーニングサービスをラインアップしています。SDN構築に際しては、OpenFlowに対応したスイッチを用意し、OVSのコンフィグレーションを行う必要があります。また、OpenFlowスイッチをコントロールするために、RyuやTremaなどのコントローラをインストールしたコントローラを準備し、その上で動くアプリケーションを構築する必要があります。
NCLCの実践トレーニングサービスでは自らの開発によりSDN/OpenFlowを使って現在のネットワークの持つ課題を解決したい方へ様々なニーズに実践的に答えられるトレーニングコースを用意し、実際にプログラミングした経験のある技術者が分かりやすくご説明いたします。
くわしくは、NCLCのホームページをご覧ください。
■ エヌ・シー・エル・コミュニケーション株式会社
http://www.nclc.co.jp/
エヌ・シー・エル・コミュニケーション(略称NCLC)は、海外IT製品の輸入・販売・保守ならびにプロダクトインテグレーションを行うIT分野にフォーカスした技術商社です。1986年に設立し、ネットワーク、セキュリティ、ストレージ、CRMを中心として、先進的かつユニークな製品・ソリューションを拡充しており、 時代の潮流を見据えて、積極的に事業領域を拡大しています。
◇お問い合わせ先
エヌ・シー・エル・コミュニケーション株式会社
基盤ソリューション事業部 TEL: Email:
記載されているロゴ、会社名、製品・サービス名は、各社の登録商標または商標です。
ネットワークを仮想化することで企業ネットワークの管理者が様々な物理的な制約から解放され、様々な運用上の利点を得られることや、あるいは、ユーザーが柔軟でダイナミックなネットワークサービスを享受できるようになるということは、既に世界中の多くのユースケースが示している通りですが、現在までのところ、その導入コストの高さが障害となってなかなか広く普及するまでには至っていません。また、全面的なネットワークの仮想化ではなく、まずは、部門、あるいは、プロジェクト、といった小単位の部分的導入から開始したいというお客様の機能と価格ニーズを満足するような製品がありませんでした。
このたび、NCLCが販売を開始するスタートアップ・パッケージはこのような企業様のご要望を機能的にも価格的にも満足させるパッケージとなっています。機能面においては、NTTデータの「Hinemos仮想ネットワーク管理オプション2.1」により企業様のネットワークを仮想化しGUIを通じた仮想環境のマネジメントを可能にします。また、SDNスイッチとして世界中で安定した実績を持つPica8社のP-3000シリーズを採用することでネットワークの安定した物理性能を保証しております。価格面においては、一般的なSDNコントローラ価格は、300万円から1000万円前後、OpenFlowスイッチは1GEスイッチクラスでも50万円から100万円前後といった価格帯が通常であり、実ネットワークのSDN化を推進するには障壁がある状況です。
今回のスタートアップ・キャンペーンにより、通常500万円前後の価格帯で販売をしておりました製品群を導入し易い価格帯にてご提供致します。
<パッケージ内容>
業務で実際に利用しているネットワークへ容易に導入が可能な下記の3点をセットにしたパッケージです。
先着5パッケージまで298万円(税別)にてご提供致します。
ご相談を頂きましたお客様へは、「OpenFlow徹底入門」をプレゼントいたします(限定30冊)。
1. Hinemos仮想ネットワーク管理オプション2.1
NTTデータが提供する統合監視ソフトウェア「Hinemos」の有償オプションである「仮想ネットワーク管理オプション2.1」の初年度ライセンスと初年度保守、サーバプラットフォーム本体(センドバック保守付き)が含まれています。
2. Pica8 P-3000シリーズ P-3295スイッチ(3台)
Pica8のSDN/OpenFlowスイッチであるP-3295(1GE×48ポート、10GE×4ポート、二重化電源、センドバック保守付き、OSフル機能付き)スイッチが3台含まれています。
3. 操作トレーニング
導入までの基本操作が習得できるオンサイトでの「Hinemos操作説明コース」と「Pica8スイッチ操作説明コース」が1名分含まれています(開催場所は、首都圏近郊となります)。
<Hinemos仮想ネットワーク管理オプション2.1について>
仮想ネットワーク管理オプションはSDNを実現する技術の一つであるOpenFlow技術を活用しており、複数のOpenFlowスイッチで構成された物理ネットワークトポロジを単一のネットワークリソースと捉えて、そのネットワークリソースを論理的に分割した仮想ネットワークをいくつも生成することを可能とします。仮想ネットワークの生成と並行して仮想サーバも制御し、仮想サーバと仮想ネットワークで構成される統合仮想化環境を一元的管理するシステム基盤を提供します。
OpenFlowを活用したアーキテクチャにより乱立するスイッチを一元管理し、トラフィック制御設定を一元配布することが可能となります。その結果、ネットワークに接続される全ての機器があたかも単一のスイッチに接続されているようなネットワーク基盤を提供し、新たなVLANを構築する際のネットワーク設計のシンプル化、ネットワーク構築・運用時のコスト削減に大きく寄与します。様々なベンダからスタッキング・Unified Fabric・Ethernet Fabric・バーチャルシャーシといった同様の独自技術が提供されておりますが、この製品はオープンな技術を積極的に採用することでベンダーロックインを回避し、マルチベンダによる相互接続性も実現します。
仮想ネットワーク管理オプション2.1では、OpenFlowスイッチを集中制御するコントローラサーバのHA構成、既存のネットワークとの柔軟で冗長化された接続をサポートし、より高い信頼性・安定性が求められるネットワークにも適用可能となります。また、hop-by-hop方式とoverlay方式を併用したハイブリッドなネットワーク構成に一元管理できるため、既存のネットワーク資産も活用しつつ、コストを抑えつつ段階的なネットワークのSDN化を可能となり、通信制御の自由度を徐々に高めていけます。さらに、OpenFlowによりエミュレートされた仮想ファイアウォール・仮想ロードバランサを仮想ネットワーク内に組み込めるようになり、専用アプライアンス製品を用意することなくOpenFlowスイッチの機能だけでパケットフィルタリング・ロードバランシングが可能となります。
1. OpenFlowスイッチを集中制御するコントローラサーバのHA構成のサポート
2. hop-by-hop方式とoverlay方式を併用したハイブリッドなネットワーク構成に対応
3. Northbound APIの提供
4. 物理ネットワークリソースの状態表示の自動化・詳細化
5. 不等パスコストによる物理経路のカスタマイズ
6. 等コストパスにおける通信のバランシング
7. OpenFlowによるファイアウォール・ロードバランサのエミュレーション
8. OpenFlowスイッチのみによるブロードキャスト・マルチキャストパケットの転送制御
<Pica8 P3000シリーズP3295について>
Pica8 P-3295は、Hinemos 仮想ネットワーク管理オプション2.1との動作保証があるデータセンター、サービスプロバイダ、エンタープライズネットワークに求められる高度な機能を実装する高密度1GbEスイッチです。48ポートの1GBase-T(RJ-45)ポートと4ポートの10GbE(SFP+)ポートを実装する当該モデルは、既存技術のL2/L3スイッチとOpenFlowスイッチの両機能を実装しています。各機能を直列制御する「CrossFlow(クロスフロー)」機能も実装しており、SDN/OpenFlowを適用したい機能のみをSDNで実装し、それ以外の機能は既存のネットワーク技術であるL2/L3機能で運用することが可能です。
<トレーニングについて>
前述のトレーニングの他、NCLCでは、SDNネットワーク構築を検討されている方々を対象に実践トレーニングサービスをラインアップしています。SDN構築に際しては、OpenFlowに対応したスイッチを用意し、OVSのコンフィグレーションを行う必要があります。また、OpenFlowスイッチをコントロールするために、RyuやTremaなどのコントローラをインストールしたコントローラを準備し、その上で動くアプリケーションを構築する必要があります。
NCLCの実践トレーニングサービスでは自らの開発によりSDN/OpenFlowを使って現在のネットワークの持つ課題を解決したい方へ様々なニーズに実践的に答えられるトレーニングコースを用意し、実際にプログラミングした経験のある技術者が分かりやすくご説明いたします。
くわしくは、NCLCのホームページをご覧ください。
■ エヌ・シー・エル・コミュニケーション株式会社
http://www.nclc.co.jp/
エヌ・シー・エル・コミュニケーション(略称NCLC)は、海外IT製品の輸入・販売・保守ならびにプロダクトインテグレーションを行うIT分野にフォーカスした技術商社です。1986年に設立し、ネットワーク、セキュリティ、ストレージ、CRMを中心として、先進的かつユニークな製品・ソリューションを拡充しており、 時代の潮流を見据えて、積極的に事業領域を拡大しています。
◇お問い合わせ先
エヌ・シー・エル・コミュニケーション株式会社
基盤ソリューション事業部 TEL: Email:
記載されているロゴ、会社名、製品・サービス名は、各社の登録商標または商標です。