株式会社データ・アプリケーション(本社:東京都中央区日本橋、代表取締役社長 執行役員 橋本 慶太、以下DAL、JASDAQ:3848)は、EDI(電子データ交換)パッケージ・ソフトウェア「ACMS(エーシーエムエス)シリーズ」の最新版(バージョン4.1)を2014年5月30日  より販売開始します。
最新版を発売するのは、企業内外のシステムおよびアプリケーションをシームレスに連携するB2Bインテグレーション・サーバ「ACMS E2X(イーツーエックス)」と企業間のデータ連携を行う環境を容易に構築できるB2Bサーバ「ACMS B2B」の2製品です。

ACMSシリーズの最新版は、欧州の自動車業界におけるデータ交換用プロトコルのデファクトスタンダードであるOFTP2(Odette File Transfer Protocol 2)に準拠した通信機能を実装しており、同プロトコルを制定した欧州自動車標準化団体ODETTE(Organization for data exchange by Tele Transmission in Europe)による相互運用試験「OFTP2 Software Interoperability Testing」に合格し、国内製品で初めてOFTP2準拠ソフトウェアとして正式認定されました。
自動車業界はグローバル化が加速し、日本の部品メーカーと自動車メーカーとの直接取引がますます増大していますが、欧州の自動車メーカーの多くはOFTP2を採用しているため、これらの企業と電子商取引をする日本の企業にもOFTP2への対応が求められます。
OFTP2準拠の通信機能を提供可能となったACMSシリーズの最新版は、欧州自動車メーカーと取引する日本の企業にとって、特別なシステムを追加せずにOFTP2対応でき、国内ならびに他国との取引もまとめて1つのシステムで一元管理可能な国内唯一のEDIソリューションです。

DALは、ACMSシリーズの最新版について、自動車業界への販売を特に強化する計画です。 まずは自動車部品メーカーのEDI構築に多くの実績を持つパートナー各社との協業により、ACMSと帳票・ラベル印刷ソフトウェアなどを組み合わせソリューションとして提供する予定です。
ACMSシリーズ最新版の販売価格は従来のバージョンと変わらず、「ACMS E2X 4.1」が150万円(税別)~、「ACMS B2B 4.1」が100万円(税別)~で、OFTP2手順(OFTP2準拠の通信機能)はオプションで50万円~ です。

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●ODETTE InternationalのManaging DirectorであるJohn Canvin氏からのエンドースメント
OFTP2認定ソフトウェアプロバイダにデータ・アプリケーションが加わったことを歓迎します。「ACMS E2X」は、日本市場においてOFTP2プロトコルをサポートする唯一の国産EDIソフトウェアです。DALが、日本のプロバイダとして初めてODETTEの認定を取得し、OFTP2をローカルでサポートすることは、日本におけるOFTP2の普及促進のために非常に重要なことです。
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◆ バージョン4.1での主な追加機能
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・ODETTE OFTP2準拠の通信機能の実装
・ZIP形式のデータ圧縮とデータ解凍機能をJOBステップに追加
・SFTPサーバ証明書取得コマンドの追加
・新たな稼働環境のサポート
  - Oracle 12c
  - PostgreSQL 9.3
  - Microsoft Internet Explorer バージョン 11
(ACMS管理画面およびACMS Web/deTrade IIにて使用可) ほか


◆ 販売開始・価格など
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◇販売・出荷開始:2014年5月30日  
◇販売価格(税別):
ACMS E2X 150万円 (基本機能)~
ACMS B2B 100万円 (基本機能)~
OFTP2手順オプション 50万円~
◇販売経路:DALのビジネス・パートナー72社を通じて販売
http://www.dal.co.jp/partner/


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※OFTP2について
OFTP2は、欧州の自動車産業界でのEDI要件に対処するために、欧州自動車標準化団体であるODETTE(Organization for data exchange by Tele Transmission in Europe)が制定したデータ交換のためのプロトコルです。1980年代に制定されたISDN回線や電話回線用のプロトコルであるOFTPの後継として、インターネットの利用を前提に、セキュリティ技術やビジネス各領域で要求される各種機能を実装した改良版で、2009年に制定されました。OFTP2は、現在、欧州の自動車業界のキープレーヤーの多くが採用し、事実上の業界標準としており、欧州の企業と電子商取引をする海外の企業にもOFTP2への対応が求められます。
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※ACMSがサポートする通信プロトコル
ACMSは、全銀手順、全銀TCP/IP手順、JCA手順などの従来型EDIプロトコルはもとより、RosettaNet 、ebXML MS 2.0(流通BMS, NACCS)、ebXML MS 3.0(JEITA/ECALGA)、JX手順、EDIINT AS2、Chem eStandards、SFTP など、国内外の標準プロトコルを豊富にサポートしています。ACMS最新版では、新しい通信プロトコルであるOFTP2による取引も1つの環境で一元管理可能です。
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