VMware ThinAppによるアプリケーション仮想化支援サービスを拡充


ITインフラのソリューション・ディストリビューターである株式会社ネットワールド(本社:東京都千代田区、代表取締役社長 森田 晶一)は、サポートが終了したWindows XPで稼働するInternet Explorer(IE)6向けに開発されたWebアプリケーションを、Windows 7 / 8で動作可能にするIE6互換ブラウザ「LIBRA(ライブラ)」を開発し、2014年5月  下旬より無償提供を開始します。
「LIBRA」により、マイクロソフト社のライセンス規約に抵触せずに、既存のWebアプリケーションを継続利用可能となり、新OS向けのアプリケーション改修コストや工数を大幅に削減することができます。
また、ネットワールドは、「LIBRA」を含めた、アプリケーション仮想化ツール「VMware ThinApp」によるWindows XPからのアプリケーション移行支援サービスを強化します。

今年4月にWindows XPのサポートが終了してWindows 7 / 8に移行するに伴い、アプリケーションの改修やバージョンアップの手間とコストが大きな課題となっていますが、マイクロソフト社は、同一OS上に複数バージョンのIEを稼働させることを許諾していないため、Windows 7 / 8上でIE6を使用したWebアプリケーションを利用することができません。
今回提供開始する「LIBRA」は、IEのレンダリングエンジンやコンポーネントを使用して互換性を維持しており、IE6そのものを利用しない状態でアプリケーションを動作させるため、マイクロソフト社の許諾内で、新OS環境上でもIE 6 向けアプリケーションを継続使用可能とします。
従来は、Windowsアプリケーションと動作に必要なレジストリ情報やシステムファイルを合わせてカプセル化するアプリケーション仮想化技術により、単一のOSのみでしか動作しないアプリケーションを、異なるOS上で動作させることを可能にする「VMware ThinApp」を使用した新OS環境へ、アプリケーション移行するソリューションが訴求されてきました。しかしながら、OSと切り離してIE6をカプセル化することを、マイクロソフト社は許諾していないため、ThinAppによるIE6向けWebアプリケーションのパッケージング利用におけるエンドユーザ側の課題は残ったままとなっていました。
これに対してネットワールドは、「LIBRA」を開発したことで、従来から提供していた「VMware ThinApp」によるアプリケーション仮想化支援サービスを一層拡充することが可能となり、アプリケーション利用に伴うエンドユーザの課題も解決することができます。
また、ユーザ環境に合わせた「LIBRA」の機能カスタマイズやサポートにも対応可能です。

「VMware ThinApp」によるアプリケーション仮想化は、レガシーアプリケーションの延命だけでなく、デスクトップ仮想化に伴うWindowsアプリケーションの使用、アプリケーションのインストール工数の軽減などにも活用できます。また、VMware社は、デスクトップ仮想化関連の製品やサービスを追加して「VMware Horizon」を拡充しており、VMware社の認定ディストリビューターであるネットワールドは、VMwareソリューションにより、エンドユーザコンピューティングの課題解決への支援サービスをいっそう強化していきます。


◆「LIBRA」について
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LIBRAは、OSネイティブのIEのコンポーネントを用いたWebブラウザで、IE6と同様の振る舞いをするネットワールド独自開発のオリジナルブラウザです。Windows 7 / 8上で動作可能(ライセンス許諾観点も含む)なIEのレンダリングエンジンを利用し、同時にIEが持つ互換モードを利用することでIE6でしか動作しないアプリケーションの動作を可能にします。
但し、お使いの端末機器や環境においてはLIBRAが動作しない場合もございます。また、すべてのWebアプリケーション等の動作を保証しているものではありませんので、LIBRAを使用した場合でもアプリケーションが動作しない場合もございます。予めご了承の上、必ず事前検証・動作確認を行った上でご利用いただきますようお願いいたします。


◆「LIBRA」、およびThinAppによる
  アプリケーション移行サービスの提供について
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・ 提供開始:2014年5月  下旬(予定)
・ 提供価格と提供方法:
「LIBRA」は無償提供とし、専用問い合わせフォーム、または、同営業担当経由にて利用申し込みを受け付けます。その後、必要に応じてお客様の環境などをヒアリングの上、導入作業についてご提案、またはブラウザダウンロード専用サイトをご提供します。


<LIBRAのご利用に当たっての注意事項>
LIBRA自身は無償提供としており、LIBRAに対する保守サポートの提供はありません。
尚、LIBRAにおける各種カスタマイズを行う場合は、別途有償対応とさせていただき、その際の事前検証や動作確認等の一連の導入作業についても別途有償での対応となります。
LIBRAの導入、LIBRAカスタマイズ、「VMware ThinApp」によるアプリケーション移行サービスは、いずれも、移行作業後、正常動作の確認を前提とした成功報酬型サービスです。
LIBRAのカスタマイズを行った場合や、当社でのThinAppパッケージングを行ったものについては、別途有償にて製品の保守サポートの提供が可能です。

※「LIBRA」の提供は、商用利用のみに限り、個人利用の依頼はお受けいたしません。


◆ セミナーでの「LIBRA」ご紹介
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尚、LIBRAの提供開始に伴い、6月12日(木)  、13日(金) 大阪・東京それぞれで、アプリケーションの仮想化及びLIBRAに関するセミナーを開催予定です。(他の製品やサービスに関するコンテンツも含まれますので予めご了承ください。)
◇日時
●大阪:6月12日(木)  14時30分~17時10分(受付開始14時~)
●東京:6月13日(金)  14時30分~17時10分(受付開始14時~)
◇場所
●大阪会場:第二吉本ビルディング貸会議室
  大阪市北区梅田2丁目2番2号 (ヒルトンプラザウエスト・オフィスタワー8階)
  http://yb2-kaigi.com/access/index.html
●東京会場:ソラシティカンファレンスセンター
 東京都千代田区神田駿河台4-6
 http://solacity.jp/cc/access/index.html

◇定員:大阪:60名 / 東京:120名
◇料金:無料
◇申込方法:下記の申し込みサイトよりご登録の上ご参加ください。
 https://networld.smartseminar.jp/public/seminar/view/417

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