ビッグデータインテグレーションのリーダーであるTalend株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長 有延敬三)は、Talendがオープンソースソフトウェアとして提供している統合基盤ソフトウェア「Talend Open Studio」シリーズをApacheライセンスに移行することを発表します。
Talendは、オープンソースソフトウェアの価値を重視して製品を開発してきましたが、Apacheライセンスに移行することで、ソフトウェアベンダーなどは、自社製品に組み込むなどしてTalend技術を利用することが容易になり、付加価値の高いソリューションが提供されるものと期待されます。また、これにより、Talend技術の広範な利用が促進されるため、Talendは、ユーザーのデータ活用が拡大することを確信しています。


オープンソースで提供している「Talend Open Studio」シリーズには以下の5つのツールがあります。
・ Talend Open Studio for Big Data
…ビックデータのロード、抽出、変換、処理
・ Talend Open Studio for Data Integration
…さまざまなシステム上のデータの変換、連携処理
・ Talend Open Studio for Data Quality
…データ品質を高めるためのクレンジング処理
・ Talend Open Studio for ESB
…信頼性と拡張性の高いエンタープライズ・サービス・バス (ESB)
・ Talend Open Studio for MDM
…マスターデータ管理

このうち、Apache Hadoopに対応した「Talend Open Studio for Big Data」は、2012年の発表当初から、Apacheライセンスの下で提供してきました。また、「Talend Open Studio for Data Integration」、「Talend Open Studio for Data Quality」、「Talend Open Studio for ESB」は、ライセンス移行の最初のステップとして、従来のGPLライセンスからLGPLライセンスに移行しており、2014年内にApacheライセンスに移行予定です。


Talendは、長期にわたりApacheソフトウェア財団のスポンサーとして、オープンソースの採用促進やオープンソースコミュニティを成功に導く仕組みを築くために貢献しており、Apacheライセンス下の様々なプロジェクトに対する組織的、法的、経済的な支援を提供してきました。
また、Talendは、Apacheベースのソフトウェアを提供するリーディングベンダーとしてコミュニティに積極的に投資することが重要であることを確信しており、現在、Apache CXF、Apache Camel、Apache Karaf、 Apache ActiveMQ、 Apache Santuario、 Apache Hadoop、Apache ACEなどのApacheプロジェクトに貢献している多くのエンジニアを雇用しています。

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