ITで世界を少しでもよくするために何ができるか?と自らに問う同志たちが集まり、この度、世界初の寄付型Android Market「App2donate.com」を3月1日に立ち上げることを決定しました。(HPアドレス:http://app2donate.com

「App2donate.com」は、寄付型Android Marketを通じて販売されたAndroidアプリの売上の10%を世界中の様々な慈善団体に寄付をしてまいります。
(App2donate.comでは、販売手数料をアプリ販売価格の25%としております。)

私たちが、この事業を始めようと思ったきっかけは、日本人が抱く「寄付という行為そのものへの考え方」を変えたい、と思ったからです。日本国内を含む世界中で起きる様々な出来事に、日本人として、もっと関心を持とうじゃないか。私たちはそのように考えています。

内閣府経済社会総合研究所の調査によると、2002年の日本の寄付総額は、7281億円。それに対して寄付先進国(?)のアメリカは何と24兆5174億円。その内訳は、日本では法人寄付が、全体の7割(5092億円)を占め、米国では法人寄付が全体の1割未満(1兆5255億円)。一方、個人からの寄付は、日米間の差は大きく、日本が2189億円、米国は22兆9920億円で、その差なんと100倍。

このデータから読み解けるのは、それぞれの国の寄付総額に対する個人の寄付の割合があまりにもかけ離れていること、日米の寄付の総額に大きな開きがあること。
米国では個人による寄付が寄付総額の9割を占めますが、一方日本ではその多くが政府による寄付です。

2005年のスマトラ沖大地震を例にあげてみましょう。
日本は総額5億9000万ドルの寄付を集めましたが、その内、政府による寄付は5億4000万ドルでした。一方、アメリカは総額9億4700万ドルの寄付を集め、その内、政府による寄付は3億5000万ドル。民間による寄付は5億9700万円。
民間、特に個人による寄付が低調で、社会事業や国際的な寄付行為は政府に任せっきりというのが、日本の現状です。

これってやっぱりキリスト教国家アメリカだからこそなせる技なのか、寄付に対する税金のあり方が違うからかな、と結論付けたりしますが、それはさておいても、やっぱり日本人の僕らにとって寄付ってどこか他人事なのかなと気付かされました。

App2donate.comは、個人による寄付に対する意識を高めること、個人の方々にとっての「寄付」という活動へのハードルを下げることの2つを主な目的とした「寄付型Android Market」です。

只今、App2donate.comでは、サービスの開始に向け、制作作業を進めており、同時にApp2donate.comの趣旨にご賛同頂けるAndroidアプリ開発者(デベロッパー)の方々を募集しております。

App2donateでは、少しでも多くのデベロッパー様に喜んでご利用頂けるようなサービスを今後も展開していく予定ですので、乞うご期待ください。

App2donate.comは、ITで世界を少しでもよくするため、3月1日  にサービス開始を予定しております。App2donate.comの詳しい事業モデルについては、株式会社ダイバーシティ内App2donate.com事務局の那須までお問い合わせ頂くか、ホームページをご覧ください。(HP:http://app2donate.com

【株式会社ダイバーシティ App2donate.com事業部について】
私たち、App2donate.comは、ITを使って、世界の今を少しでも変えるために何か自分にできることはないか、と自らに問う人間が集まって作った団体です。現在の主要メンバーはIT業界で様々な活動を行っている6名です。

【本件に関するお問い合わせ先】
株式会社ダイバーシティ内App2donate.com事務局/担当:那須

〒150-0002 東京都渋谷区渋谷2-7-10 アンバービル4F
TEL FAX

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